# CLOVE:ユーザー自動割当機能に関する情報提供書 提出先:弁護士法人・響 オンラインオリパ情報提供窓口 提供者:多嘴鸚鵡(Parrot TCG)公開資料調査 作成日:2026年9月27日 ## 最初にお伝えしたいこと **調査の核心は「外れたから返金してほしい」ではありません。利用者が対価を払って参加する抽選について、購入前に説明された条件と、実際に適用されたユーザー別の割当・参加条件が一致していたか、という問題です。** 公開配信されていた管理画面用JavaScriptには、単なる英語の識別名だけでなく、日本語の「ユーザーの自動割り当て予約」、予約実行処理、カードプールIDの送信、実行予定時刻等の結果表示がまとまって存在します。原文は第三者アーカイブから再取得・照合できます。[1][2] この資料は、調査対象の機能名・データ項目・対象時期を具体化し、運営側に説明を求める事項と保全すべき記録を絞るために役立ちます。**一方、サーバー側の実行、任意の当選者指定、通常有料抽選の確率変更、個々の損害を既に立証したものではありません。** 本件は公開資料の調査結果の提供であり、従業員による内部告発や被害者本人の返金申込みではありません。提供者は本情報提供において被害者の代理人を名乗るものではなく、弁護士委任契約の締結を申し込むものでもありません。 ## 1.直接確認できた公開資料 ### A.画面と実行経路が存在する 日本管理画面の2026年9月4日18:56:37 JSTの保存版に、次の文字列と処理があります。[1] - `ユーザーの自動割り当て予約` - `アド確定オリパを読み込み中...` - `oripaIds` を送る予約処理 - `scheduleAssignGuaranteedWinOripaUsers` の結果から `openAt`、`oripaCount`、`scheduleTime` を表示 - `タスク実行時刻(openAtの30分前):` という画面説明 ここで確認した入力はカードプールIDであり、任意の当選者ユーザーIDを直接送る入力ではありません。「アド確」商品の参加資格・販促対象を割り当てる正当な機能である可能性も含め、サーバー側の仕様と利用者向けの説明の照合が必要です。 ### B.共通操作定義で予約処理と対応する 2026年9月5日12:34:51 JSTの共通JavaScriptには、次のGraphQL操作定義があります。読みやすさのため文字列の改行エスケープのみ改行表示にしています。APIへの実行は行っていません。[2] ```graphql mutation scheduleAssignGuaranteedWinOripaUsers($oripaIds: [ID!]!) { scheduleAssignGuaranteedWinOripaUsers(oripaIds: $oripaIds) { openAt oripaCount scheduleTime } } ``` 同じ保存ファイルの `query rush` には `prizePoolsWithProbability` と `probability` が存在します。これは読取クエリです。予約機能と同じ抽選母集団を操作している、又はこのクエリ自体が確率を書き換える、とは確認できていません。[2] ### C.「Admin」を誤読しない v2画面の完全な識別子は `isGuaranteedWinOripaForAdmin` です。「アド確」表示の判定に使われています。名前にAdminがあることだけから「管理者自身が当選する機能」と解釈することはできません。[3] ## 2.消費者の利益にどう関わり得るか:調査仮説 以下は確認済みの被害事実ではなく、追加証拠で検証すべき仮説です。 **① 購入判断の前提となる重要条件の非開示** 同じ料金で同じ条件の抽選に参加できると表示・説明していたのに、実際には利用者ごとに対象商品、アクセス可能な賞品群、参加資格又は抽選条件が異なり、その差を購入前に知らせていなかった場合、利用者の購入判断に関わる重要な条件が隠されていた可能性があります。確認対象は、表示内容、適用対象、説明時点、購入時点です。 **② 表示確率・還元率と実際の有料抽選条件の乖離** 割当機能が通常の有料抽選と連動し、表示には含まれる当たりが一部利用者には実際には抽選対象にならないなどの事実があれば、表示された確率・機会と実際に購入した内容の差が問題になります。ただし、現資料からその連動は証明できません。別枠・無料・開示済みの販促で通常の有料抽選に影響しないなら、同じ結論にはなりません。 **③ 支払意思と損害の因果関係** 「本当の条件を知っていれば購入しなかった、又は同額を支払わなかった」という購入時の判断と、対象取引を結び付ける必要があります。問題は単なる落選への不満ではなく、説明された条件で参加する利益が実際に提供されたかどうかです。賞品そのものを必ず受け取れる権利や、表示確率の差がそのまま確定損害額になるとの主張ではありません。 損害の評価では支払額だけでなく、受領したカード、利用済み・未使用ポイント、既返金額、各取引の条件を整理してください。現資料から被害者数・損害総額・返金成功率は算出していません。 ## 3.法的にご検討いただきたい論点 以下は貴法人による要件該当性判断を求める論点整理です。契約時点の法令、規約、準拠法、管轄、期間制限を含めてご判断ください。 **消費者契約法4条:不実告知/不利益事実の不告知** 重要事項の不実告知による誤認と契約の因果関係、又は利益の告知と故意・重大な過失による一定の不利益事実の不告知という要件に照らし、購入前の確率・参加条件の説明と実運用を照合する価値があります。非開示があれば自動的に取消しとなるという意味ではありません。[4] **民法96条:詐欺による意思表示の取消し** 運営側が実際の条件との不一致を認識し、利用者を誤信させて購入させたと立証できる場合の検討事項です。現状は機能の存在までで、欺罔行為・故意・因果関係を断定する証拠ではありません。[5] **民法415条/709条:債務不履行・不法行為による損害賠償** 表示や規約がどのような給付内容を約束していたか、実際の給付との差、帰責性又は故意・過失、法律上保護される利益の侵害、損害、因果関係を検討する材料になります。「信頼が失われた」という評価だけで損害賠償が成立するとの趣旨ではありません。[5] **民事訴訟法234条/220条:証拠保全・文書提出** サーバーログや設定履歴など、時間とともに取得困難になり得る資料の特定に本資料を利用いただけます。証拠保全・文書提出命令等の適否、要件、対象となる電磁的記録の取扱い、提出拒絶事由は貴法人に判断をお願いします。401の追加だけで証拠隠滅又は保全の法的要件充足を主張するものではありません。[6] ## 4.保全・照会をお願いしたい具体的な記録 1. `scheduleAssignGuaranteedWinOripaUsers` のサーバー実装、仕様書、変更履歴、適用開始・終了日。 2. 実行履歴の `oripaIds`、`openAt`、`scheduleTime`、実行者・権限、実行結果、割当対象ユーザーと選定基準。 3. 対象カードプールが有料/無料/販促/地域限定のどれか、通常有料抽選との接続、別プールか共有在庫か。 4. 商品公開時・購入時・実行時の賞品在庫、確率設定、変更前後値、変更者・承認者、抽選結果ログ。 5. 同時期の広告・LP・購入画面・規約・対象ユーザー条件。誰が、何を、購入前に見られたか。 6. 個別の決済・ポイント使用・抽選・発送・返金記録。取引IDと抽選IDで結合し、実際に適用された条件を特定。 7. HTTP公開アクセス制限の設定変更時刻・担当・目的。これは経緯確認であり、変更自体を不正の証明とはしません。 比較する際は、時期・商品・在庫状態・利用者資格・有料無料が同じ条件かを揃える必要があります。単に当選者と落選者の人数を比べるだけでは不十分です。 ## 5.時系列と保存の意味 - 2026年9月4日18:56:37 JST:日本管理画面の公開保存版で上記の割当予約画面・処理を確認。[1] - 2026年9月4日18:56:52 JST:日本v2の保存版に「アド確」判定表示。[3] - 2026年9月5日12:34:51 JST:共通操作定義の保存版で予約mutationを確認。[2] - 2026年9月11日04:01:19 JST:香港管理画面の後期保存版にも対象文字列が残る。後期保存版の原リンクは下記。 - 本方の公開GET観測では9月11日04:02 JSTが最後の200、9月12日04:01 JSTが最初の401。これは本方記録であり、Waybackが401を保存した日時ではありません。 9月12日以降に外から取得できなくなったことは、機能の削除、内部での停止、証拠隠滅、又は本方の記事が変更の原因だったことを証明しません。事前保存により、現在の入口が閉じても、過去の公開配信内容を再検証できる点に価値があります。 後期の香港画面: https://web.archive.org/web/20260910190119id_/https://clv-admn-next.vercel.app/_next/static/chunks/pages/oripa-hong-kong/list-210837e9165a3cde.js ## 6.証拠へのアクセスと再検証 入口: https://parrottcg.com/tw/guides/clove-evidence-chain/#downloads [7] 公開原資料: https://parrottcg.com/reports/clove-evidence/clove-sources-public-20260905.zip 会社・プロジェクトの関連を検討する補助資料: https://parrottcg.com/reports/clove-evidence/clove-identity-public-20260905.zip 1. まず上記原資料と各Wayback原リンクを保存してください。解説記事と原資料を区別してください。 2. WaybackのURL内14桁はUTCです。日本時間は9時間加算します。保存日時は開発・実行日時とは異なります。 3. JavaScriptはテキストとして開き、上記識別子を検索し、前後の文脈を確認してください。管理画面へのログインやAPI操作は不要です。 4. ZIPの公開マニフェストと同梱ハッシュ一覧で一致を確認してください。SHA-256は同一性の確認であり、それだけで過去の存在時点や違法行為を証明するものではありません。 5. 今回、日本画面・共通定義・v2画面の保存本文と引用箇所を再照合しました。以下は展開後JavaScript本文のSHA-256であり、圧縮されたHTTP本文とは区別してください。 日本画面:`4fb38f152acdb60bb67ffd6e9cbeca5fa44f95ff4f1c28ffbe613ad50a41362c` 共通定義:`dfbe7f0a86b931e4f66becbf05464e9c596647f97de41a83ba87df3a0a38e407` v2画面:`288ccb86ec8254cff93514551a337c9dc759aa7bc8e0f9fd6679c3a2304f3772` ### AIで補助確認する場合の依頼文 「以下のWayback原文と公開ZIPを、実行せずテキストとして確認してください。取得できない資料は取得できないと明記し、引用を生成しないでください。画面ラベル、入力変数、API操作定義、返却項目を別々に抜き出し、URL・保存UTC/JST・正確なファイル名・原文引用を示してください。queryとmutationを区別し、ユーザーIDの直接指定があるか、通常有料抽選への影響を証明できるか、未取得のサーバーログが何かを整理してください。既存記事の評価を証拠と取り違えず、法的結論は弁護士の確認事項として提示してください。」 個人の決済情報・本人確認書類を一般公開又は無加工でAIへ入力しないでください。 ## お願い 上記を貴法人の調査の端緒としてご検討ください。追加照会には公開保存資料と照合結果を提供できます。香港・マカオ・台湾の居住者からの個別相談の受付可否、対応言語、必要資料についてもご教示いただけると、利用者向け案内の正確性を高められます。 返答先はフォームの連絡先欄に記載します。本書は情報提供であり、受任・提訴・返金見込みについて貴法人から確認を得たものではありません。 ## Sources [1] https://web.archive.org/web/20260904095637id_/https://clv-admn-next.vercel.app/_next/static/chunks/pages/oripa/list-0f33ebdda397cc72.js — 日本管理画面の保存JavaScript [2] https://web.archive.org/web/20260905033451id_/https://clv-admn-next.vercel.app/_next/static/chunks/2902-1b4cb7dff6c6ef54.js — 共通操作定義 [3] https://web.archive.org/web/20260904095652id_/https://clv-admn-next.vercel.app/_next/static/chunks/pages/oripa-v2/list-8ea6a350564fb1b4.js — v2のアド確表示 [4] https://laws.e-gov.go.jp/api/1/lawdata/412AC0000000061 — consumer-contract [5] https://laws.e-gov.go.jp/api/1/lawdata/129AC0000000089 — civil-code [6] https://laws.e-gov.go.jp/api/1/lawdata/408AC0000000109 — civil-procedure [7] https://parrottcg.com/tw/guides/clove-evidence-chain — 多嘴鸚鵡・公開証拠入口